日本最大のニット合同展ジャパン・ベストニットセレクション(JBKS)2024が12月3日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開幕し、午前中から盛況を見せた。出展社数は45社。「クロス・オーバー・ナウ」をテーマに、アパレルから、インテリアなどライフスタイル分野で多彩なニット製品を訴求する。開会式では、実行委員長を務めるピーコンポの笹木俊宏代表取締役が「糸から染色、編み地、製品まで一貫して見られる本展で、出展各社が強みや個性をアピールし、新たな商談が生まれることを期待する」とあいさつした。
ミテジマ化学 100%天然由来の加工・染色
食品に使える材料を使った繊維加工薬剤「エディブルトリートメント」、食品由来の染料「フラカラー」を使用したカシミヤの起毛ジャカードのジャケットなどを見せた。抗ピリング性による毛玉の少なさや、素材・加工共に100%天然由来で環境面でも訴求する。また、食品由来の加工・染料を使ったアイテムは「テクネム」という自社ブランドとして25年に発売する。
小倉メリヤス製造所 素材の良さを製品で協調
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