日本ジュエリー協会が総会 婚約指輪の購入率向上へ

2025/06/11 17:00 更新


長堀慶太会長

 日本ジュエリー協会は第14回通常総会を開いた。24年度の決算報告、事業報告と、25年度の事業計画を確認した。前期末の3月31日時点での正会員(個人・法人含む)は817。総会後のあいさつで長堀慶太会長は、これからの任期2年も継続して「消費者からの信頼向上と業界の健全な発展に取り組む」と表明した。

 加えて、今年度の新たな二つの取り組みに触れた。一つは今月末に発表予定のブライダルダイヤモンドの新キャッチコピー。公募に対し、当初の予想を大きく上回る2983件の応募があった。かつて、ダイヤモンドの婚約指輪は結婚するカップルの80%以上が購入していたが、近年の同協会の調査では約45%で推移しているとし、「新キャッチコピーを広くアピールし業界を盛り上げ、長期的には取得率向上を推進していく」とした。

 二つ目は、9月の香港ジュエリーショーでの初の企画であるジャパンブランドブースについて。ジェトロ(日本貿易振興機構)の協力も得て14ブランドが出展する。「海外でも活躍できる日本のジュエリーを育てていきたい」とした。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事