米国発のデジタル卸売りプラットフォーム「JOOR」(ジョア)は、21年のGMV(流通取引総額)が20年比で60%増え、1カ月平均15憶ドル超と発表した。注文件数は35%増、平均注文額は59%増となった。
20年初めの新型コロナウイルスの感染拡大でバーチャルでの売買が急増したが、ジョアでは21年になってブランドと小売店の契約が一層増加し、新たな取引などが40万件に上った。ブランドが85%増に近い画像をアップロードし、豊富なコンテンツが魅力を高めた。小売りアカウントは10万件増となったが、ほとんどは専門店がプラットフォームに参加したことによるものだった。