タペストリーの「ケイト・スペードニューヨーク」が好調だ。7~9月の売上高は前年同月比25%増と伸び、19年比でも2%減にとどめた。売上高の約90%を占める北米の回復が大きいが、日本も昨年8月にデビューしたバッグを中心とするアイコニックな〝スペードフラワー〟シリーズが世界の中でも際立って売れ、業績に貢献した。発売当初は往年の顧客やリピーターで売り切れていたが、少しずつ買い付け量を増やし、新規客の購買も目立ってきた。
(関麻生衣)
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スペードフラワーはスペードを四つ組み合わせ花に見立てた柄で、これを生かしたジャカードを伊リモンタと開発した。商品はバッグに始まりシーズンごとに増やしスニーカーなどもある。
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