川徳(盛岡市)は25年春に完成を見込む全館リモデルに順次着手している。「人と文化と未来を創る百貨店」をコンセプトに、既存顧客に加えて20~40代の次世代顧客の獲得を目指す。中小企業支援の官民ファンドの下で経営再建途上にあり、企業体質の刷新とともに、新たな店作りに乗り出す。大規模改装は03年以来。
(松浦治)
23年6月末の第1弾は、屋上に人工芝を敷いてベンチを設置し、「ソラバ」として刷新したほか、アウトドアショップを新設した。屋上はビアガーデンやフットサル、マルシェなど様々なイベントでの活用を見込む。市内中心部に欠落していた集いの場、憩いの場として家族連れなどの利用が広がった。
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