京阪神地区の主要SC セール期間の延長施設が増加 館としてセール実施なしも

2025/06/25 06:26 更新NEW!


 京阪神地区の主要都心SCの今夏のセールは、ほとんどの施設が例年通り7月1日から開始する。セール開始日を遅らせるテナントが増えていることから、セール期間を延長する施設が増えた。館としてのセールの打ち出しをしないSCもある。

 京都ポルタ、ディアモール大阪、HEPファイブがセール期間を延長した。「お客さまの動向に合わせて各店が対応できるよう期間を延長」(HEPファイブ)、「本格的な値引きが3週目となる店舗も多い」(ディアモール大阪)ことが理由。なんばシティは「夏セール実施店舗数、需要ともに低下している」ため、館としてのセールの打ち出しをやめた。セールの代わりにポイント還元施策を実施する。セール実施テナント情報は集約し、発信する。

 ルクア大阪は、集客力向上と買い回り促進策として「各店の希少性やエンタメ性のあるイベント企画や特別商品・メニューを特集し、積極的に告知」する。クリスタ長堀はインバウンド向け販促イベントを予定している。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事