高級ハンドニットの「気仙沼ニッティング」は今秋、初めてゲストデザイナーを迎えた商品を作った。日本とニューヨーク(NY)のブランドや職人が協業するバーニーズニューヨークの新企画「ジョイントワークス」の一環で、ニューヨークの2ブランドと協業。バーニーズニューヨーク各店で販売している。
「サイモン・ミラー」のダニエル・コリガン、チェルシー・ハンスフォードと作ったのは、サイモン・ミラーの人気アイテムでもあるロングチュニック(18万円)。上質なウール素材に、気仙沼ニッティングのカーディガン「MM01」のトレードマークであるケーブル模様を大胆にあしらった。前身頃と後ろ身頃を脇のリボンでとめるデザインで、歩くと裾がエレガントに揺れるのが特徴だ。生成りとネイビーの2色。
「ハーヴェイ・フェアクロス」のクリストファー・リヴァーがデザインしたのは、モダンなシルエットのフィッシャーマンズセーター(18万円)。古典的なアラン模様を用いながら、両サイドにスリットを入れ、前丈を短め、後ろ丈を長めにすることで、スタイリッシュに仕上げている。生成りとネイビーの2色。