「キコ・コスタディノフ」はこのほど、東京・原宿の直営店「キコ・コスタディノフトウキョウ」で、協業プロジェクト「エコーコレクティブ」でデザインしたウィメンズ向けロングブーツを発売した。シューズと革製品の「エコー」が、シーズンごとに異なる3組のデザイナーと協業するプロジェクトで、24年秋冬はキコ・コスタディノフのウィメンズのディレクターのローラ・ファニングとディアナ・ファニングの姉妹が参画した。
シンプルなロングブーツをモダンに見せるのは、有機的な曲線と球体で構成したソール。「エコーコレクティブに参加してソールを作る技術に感銘を受けた。私たちは、エコーのダイレクトインジェクションのテクノロジーと、キコ・コスタディノフのフェミニンなムードを融合しようと考え、60年代の宇宙スペースエイジな形に仕上げていった」とローラは話す。8月に発売されたスニーカーやスリッポンにも同様の同じソールを採用した。「エッジが立った曲線を出してもらうのは、とても大変だった」とディアナ。ピンク、ベージュ、ブラック、メタリックなワインカラーの4色がある。税込み9万6800円。