24年秋冬のレディス財布は明るい色や濃い色など、様々な色を用意し、新鮮さを出している。落ち着きがちな秋冬の装いを、明るく盛り上げそうだ。25年が巳(み)年であることにちなんで、パイソン柄の提案も目立った。
(吉野光太朗)
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明るい色がたくさん
スタイル「エレザ」の今季のテーマは花。オレンジ、ピンク、ブルー、エメラルドなど明るくきれいな色の財布を充実した。形で新しいのは「グレインレザー」シリーズから出る、風琴マチのがま口財布。ワンアクションでお札と小銭を取り出せる。たくさん入れてもすっきり収まる。
スタイル「ミラ・ショーン」は「イタリアの冬」をテーマに、秋に向けては明るい色、冬に向けてはシックで落ち着いた色を増やす。秋の「コロラート」シリーズはピンク、パープル、オレンジ、グリーンといった明るい色を揃えた。長財布、キーケース、パスケースなどがあり、シンプルで使いやすい。冬の「トラプンタ」シリーズはブラック、濃いグリーン、ワイン、ベージュといった秋の果実を思わせる深みのある色使い。しっとりしたオイルシュリンクレザーにキルティング加工をした。ラウンドファスナー長財布、小銭入れ、キーホルダーなど。
ヤマニ「ジルスチュアート」はパステルカラーを多く揃えるが、今季は一段濃度を上げた「メルティ」シリーズを出す。ツヤ感を調整した型押し革に、濃い色使いが映える。表面にブランド名入りのプレートを付けた。ラウンドファスナー長財布や口金二つ折り財布がある。