ランジェリークの18SS 穏やかで優しい熱帯を表現

2017/10/13 04:22 更新


春夏らしい清涼感のある素材を多く取り入れている

 カドリールインターナショナルのレディスインナー「ランジェリーク」の18年春夏は「トロピカル」がテーマ。仏画家アンリ・ルソーの描いた最後の作品「夢」をイメージソースに、穏やかで優しい雰囲気の熱帯を表した。透け感のある繊細なレースを中心に、綿・麻のサッカー、シルク楊柳、高島ちぢみなど、春夏らしい清涼感のある素材を取り入れた。

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 1月発売のグループ「パラディ」は、一面に茂る木々を表したレースとオリジナルの綿・麻のランダムボーダー生地で、ルソーの楽園を表現した。グループを象徴する色はグリーン。ブラジャーのカップ上辺や、ショーツにもレースをたっぷりと使い、透ける肌を楽しめる。キャミソール、スリップ、フレンチスリーブと長袖ワンピースのラウンジウェアもある。4月発売の「ブランシュ」は、高島ちぢみをベースに英国製の綿レースをデザインアクセントとして使った。夏に人気の綿のグループとしてランジェリーやラウンジウェアも揃える。両グループともワイヤブラ1万1000円から、ショーツ5000円から。

 上質ラインの「ランジェリーク・メティエ」は、シルク100%の楊柳と仏製リバーレースというぜいたくな素材を使った。2月発売。ワイヤブラ1万8000円から。18年春夏からはベーシックコレクションを充実し、昨年ヒットしたグループ「バニラスカイ」「23」に新色を加えてベーシックとして販売する。

 ランジェリークは百貨店のベターゾーンのブランドとして売り上げを伸ばし、17年秋冬は伊勢丹新宿本店、西武池袋本店など有力店で売り場を拡大した。




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