大きな胸に悩む女性向けアパレルがタッグ 部屋着開発

2017/08/21 17:00 更新


タッグを組んだ原田奈津美さん(左)と黒澤美寿希さん
 胸が大きな女性向けアパレル「ハートクローゼット」と、Eカップからの下着ブランド「アイヴィー」が協働し、このほどルームウエアを限定発売した。クラウドファンディング(CF)のプラットフォームである「未来ショッピング」と「エンジン」を通じて購入できる。調達金額の目標は10万円と控えめだが、プロジェクトの公開初日で超過し、21日現在で約64万円に達している。

 122(東京、黒澤美寿希社長)が運営するハートクローゼットは、胸の大きさのため購入の選択肢が限られていた女性向けに、シャツやジャケットなど、オフィスシーンで必要なアイテムを企画・販売してきた。16年7月に初のCFを実施したところ、調達目標額の12倍である約360万円を達成した。

 一方のアイヴィーを運営するティエドゥール(東京、原田奈津美社長)は、女性の起業支援を目的に東京ガールズコレクション内で開催されたビジネスオーディションで優勝し、事業をスタート。機能性・デザイン性に富んだランジェリーによって、大きなバストをキレイにみせる製品づくりを行い、販売してきた。

 バストサイズが既製品に合わず不満を持っていた女性に向けた商品づくりという点で両社は共通しており、今回のコラボにつながったという。


 製品は、ハートクローゼットが培ってきた独自のパターンと、アイヴィーのデザインを掛け合わせた。ボリュームのあるバストを包み込む設計で、快適な着心地を提供。柔らかなピンクと深みのあるブルーの2色で展開、パンツはロング、ショートから選べる。サイズはS、M、L(トップ)、ボトムはフリーサイズ。1万3000円(上下)。日本製。

 いっけん普通にみえるデザインだが、細部に工夫を凝らしている。胸が大きな女性のからだに合わせて開発した、独自の立体裁断パターンを採用し、バストの丸みを包み込み、前身頃の隙間から胸元がのぞかないようにした。襟を大きくすることで、バストの大きさを目立たせないようにし、前合わせの位置にもこだわり、デコルテが映えるデザインにした。

 さらに、ウエストのカッティングを絞ることで、胸の大きな女性の「太って見えがち」という悩みも解消。前裾を長めにし、胸のボリュームでお腹が出ないようにした。袖とウエストのサテンリボンは長めにし、自分で調整できるようにした。サテンは伸縮性のあるものを採用し、着心地のよさにこだわった。しわ加工が施されており、ボタンのディティールにもこだわったという。

 今回のCFでは同時に両ブランドの新作も販売する。ハートクローゼットはフォーマルリボンワンピース(2色)、アイヴィーはブラジャーとショーツのセット(2色)、ブラジャーとタンガのセット(2色)をぞれぞれ用意した。






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