レコールがメンズリング展を開催 17世紀~現代の400点を紹介

2022/02/04 06:26 更新


ベネチア元首の指輪

 「ヴァンクリーフ&アーペル」がサポートするジュエリーと宝飾芸術の教育機関、レコールが、3月13日まで、21_21 デザインサイトギャラリー3で、「メンズリング、イヴ・ガストゥコレクション」展を開いている。

 フランスのアンティークディーラーであったイヴ・ガストゥ氏が集めた400点ものメンズリングを揃えて見せる。17世紀のベネチア共和国のドージェ(元首)がはめていたリングから70年代のアメリカのバイカーリング、古代エジプトにインスピレーションを受けたリング。19世紀の〝メメント・モリ〟スカルリング、18世紀のエナメルリングから現代アーティストが手掛けたリングまで。

 コレクションは18年にパリで初めて展示され、東京、香港と巡回。「歴史」「ゴシック」「キリスト教神秘主義」「ヴァニタス(空虚)」「幅広いコレクション」の五つのテーマのそれぞれ象徴的な作品が紹介されている。



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