レッグウェア業界は、この10年で国内生産量を大きく減らした。婦人靴下は27%減にとどまるが、紳士靴下は52%減、パンティーストッキングは48%減と、ほぼ半減した。コロナ下のテレワークの増加やスーツ離れなどを背景に、21年も厳しい状況が続く。
(山田太志)
有力各社はこの間、コスト削減や組織の効率化など脇を締めた経営を進める一方で、感染の沈静が予想される来年以降、企業成長への新たな施策を行う。新規分野を含む商品開発や低価格からの転換、SDGs(持続可能な開発目標)を背景にした環境対応商品の強化、国内生産の見直しが加速する。
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