レストローズとルミネ共同開発1号店

2015/03/04 05:58 更新


 サマンサタバサジャパンリミテッドグループのレディスアパレルメーカー、レストローズ(東京、寺田和正社長)とルミネの共同開発によるレディスブランド「アンドクチュール」1号店が3日、ルミネ新宿ルミネ2の2階にオープンした。

 店舗面積は約40平方㍍。内装はブランドコンセプトの「クチュール・カジュアル」に沿い、生花を置いて女性らしさを表現し、天井のシャンデリアをシャープなデザインにするなど「甘過ぎず、きれいで多様性あるイメージ」(ルミネ)にした。

 商品は服飾雑貨を含めたフルアイテム。ウエアはニットトップ、ワンピース、スカートを主力とし、イメージモデルに起用した中村アンさんのイメージに合わせて「素材にこだわりを出し、上品で女性らしいデザイン」にし、着回しも重視した。10色展開する袖にチュールを使ったパフスリーブのニットプルオーバーやオリジナルの花柄プリントやチュール使いのパフスリーブニットとシフォンなどを組み合わせたワンピースなどを打ち出す。中心価格はニットプルオーバー8900円など。

 同ブランドは25~30代前半が中心顧客対象で、事業拡大を図るレストローズと、「独自価値を追求する」施策を強化しているルミネの意向が合致し、開発した。寺田社長をはじめとしたレストローズ側とルミネの業態開発担当の女性を主体とした社員で昨年5月に開発に本格着手したという。3日にはルミネの通販サイト「アイルミネ」での販売も開始、4日にルミネ有楽町、5日に同横浜に出店。8日には、各店で中村さんを起用したオープニングイベントも開く。

ルミネがテナントと初めて共同開発した店舗が開店。店内にはブランドコンセプトに沿って、生花を常に置く



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