ライフスタイルショップでアパレルを進化させる動きが目立つ。基本はシンプル、心地良さ、リラックス、ナチュラル。デザインを優先しすぎると、品揃えに違和感が生じ、需要をつかみにくいようだ。
(武田学)
ライフスタイルショップは多様な切り口があるが、「自宅」を中心に据える店が多い。そうした店でアパレルの扱いが増えているのは、家を軸とした暮らしを強く意識して、衣食住の全体を考える消費者が増えてきたことが大きい。その結果、アパレルはリラクシングウェアなど、心地良さを優先させるものになるが、それだと差別化しにくく、どうしてもデザイン変化にシフトしがちだ。一方で、ライフスタイルショップのアパレルに消費者が求めるのは、決してデザインや見栄えではないため、常に基本への立ち返りが必要になる。
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