ニューヨークのジュエリーブランド「ライオネッテ」のデザイナーのヴァネッサ・リは、22年秋物コレクションを昨秋コロナとがんで亡くなったソウルメイトへの追憶に基づいて制作した。ハイキングコースとして知られるスペインのエル・カミーノで体験したスピリチュアルな癒やしの旅も、コレクションに影響を与えたようだ。
長く垂れ下がるイヤリングは、優しさと繊細さが漂う。「固く結ばれた」の意味が込められている水引の梅結びを連想させる結び目が、イヤリングとネックレスに取り入れられている。魚の骨をかたどったネックレスとイヤリングもある。素材はブラスに金色のメッキをかけ、スワロフスキーのクリスタルを合わせた。シルバーを希望する店には、シルバーカラーに変更可能という。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員)