アウトドアブランド「ロゴス」のロゴスコーポレーション(大阪市)と同志社大学は11月15日、自然体験教育や環境マネジメント、人材育成、防災などに係る包括的な連携・協力に関する協定を締結した。同社はこれまで10の自治体と連携協定を結んできたが、学校法人との連携は初めて。
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本協定は連携協力で、次世代教育や社会の課題解決への取り組みを通した相互の発展と地域・社会貢献が目的。自然体験教育、人材の交流育成、アントレプレナーシップの実践、防災体制の整備など7項目の連携事項を実施する。内容の具体化はこれからとしつつ、学生に自然体験の中での課題解決や、防災に関する体験の提供などを検討しているとする。
同社の柴田茂樹社長は「初めての教育機関との連携において、自然体験や環境マネジメント、キャンプ文化と親和性の高い防災、大学の立地する地域との連携ミッションなどで成果を上げたい」と述べた。小原克博同志社大学長は「学生に人間形成における自然との接点の大事さを学ぶ機会や、キャンパス内に止まらない、より充実した学習環境を提供したい」と語った。