「ルイ・ヴィトン」22年クルーズコレクション 鮮やかな色、未来的な柄

2021/06/18 11:00 更新


ルイ・ヴィトン

 「ルイ・ヴィトン」はこのほど、22年クルーズ・コレクションをデジタル配信した。ショーの舞台となったのは、パリの郊外に位置するニュータウンの一つであるセルジポントワーズ。著名な彫刻家の故ダニ・カラヴァンが手掛けた壮大な傑作が点在するアックス・マジャールと呼ばれる大都市軸だ。真っ赤な橋や白い12本の柱といった空間を背景に新作を見せた。

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 赤のパテントコートに立体的なふくらみを持たせたブルーのドレス、華やかな色使いがコンセプチュアルな景観に映える。ドレスに描かれるのは未来都市を思わせるフューチャーリスティックなプリント。ブロケードの鮮やかな生地はスポーティーなアイテムに使うことで、きらびやかな雰囲気をアクティブに変化させる。

 ショーの後半に登場するのはミリタリーの要素を取り入れたルック。マーチングバンドのように軽快に歩くモデルたちからは、楽観的でポジティブな雰囲気が漂ってくる。足元はモーターサイクルブーツのようなディテールと鮮やかな配色のブーツが目立った。

(小笠原拓郎)

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