関西在住の起業ママなどで構成する女性団体、ルミエンヌ(三木加奈子代表)は19日、神戸で5回目のイベント「ルミエンヌ・ワンデイ・イベント」を開く。アクセサリー、バッグなどの販売、美容関連などのサロンなど、10ブランドが出展する。3年ぶりの開催で、顧客とじっくり向き合う機会にするとともに、メンバーが顧客を広げ、活動の場を広げることも目的とする。
3年ぶりになったのは、主要メンバーの妊娠、出産が理由。この間もイベントを開いてほしいという要望があり、ルミエンヌのメンバー全員も顧客のニーズにこたえたいとして再開することにした。
イベントに物販は、オリジナルアクセサリー&セレクトショップの「ドレス」、レディスアパレルECの「セシック」、ボタンリメイクの「ブランキ―」、ネーム入れオーダーメイドバッグの「チェミーエジュント」が出展する。
サロンは、ポーセリンアートの「ミューズプリュス」、ファッションアドバイスユニット「マオン」、カラーボトルセラピー「シーラボ」、体ケアアドバイス「コハロハ」、アロマクラフト「ヨシコロン」、キャンディーバッグワークショップなどの「ベッラバンビーナ」がさまざまなワークショップ、体験レッスンを開く。
イベントでは、日ごろ家事や育児に忙しい女性などを対象に、買い物や体験を楽しんでもらい、「自分と向き合う時間にしてほしい」と代表の三木さんは話す。独立開業することが簡易になった今、子育て世代は家庭と仕事の両立を目指してフリーランスを目指す人が多いとして、起業に一歩踏み出すきっかけになることも目的としている。今後もイベントは続けていきたいとしている。
ルミエンヌは14年、ファッション誌『ヴェリィ』のSNSサイトでの交流がきっかけで集まったメンバーでスタート。ファッション商品のECや期間限定店、サロンを経営する女性で構成する。