1999年には「マドモアゼルノンノン」「パパス」の2ブランドの事業は、新たなグループ会社パパスに移り、荒牧太郎が企画するブランドに特化した会社となった。マドモアゼルノンノンがビギグループに入り、当初出店先としてメインだったのは丸井だが、90年ごろから次第に百貨店にシフトしていった。阪急うめだ本店、横浜そごうから全国の百貨店に販路を広げた。
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旗艦店を丸の内に
旗艦店の青山店は、入居していた建物が取り壊されることになり、08年で営業を終えることになった。これに先立って03年、丸の内3丁目交差点の角に旗艦店「パパス&マドモアゼルノンノン丸の内本店」をオープンした。同店も豪華な装飾のこだわりの店で、天井が吹き抜けとなった広々した店内はクラシックな雰囲気で演出し、商品を引き立てた。
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