「マーク・バイ・MJ」廃止・吸収

2015/03/25 06:30 更新


 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】マーク・ジェイコブス・インターナショナル社が、「マーク・バイ・マーク・ジェイコブス」(MBMJ)を廃止し、MBMJで作ってきた価格帯の商品を「マーク・ジェイコブス」ブランドに吸収する方針を打ち出した。MBMJの生産中止の時期は発表されていない。現地の複数のメディアは、マーク・ジェイコブス・インターナショナル社の株式上場の可能性についても触れている。

 両ブランドの統合の一因は、ハイ&ローのファッションが浸透するなか、同じブランドの中で異なる価格帯があってもいいという考えに至ったからのようだ。MBMJは約2年前、ロンドン在住のケイティー・ヒリヤーをクリエーティブディレクターに、ルエラ・バートレーをウイメンズウエアのデザインディレクターに起用した。ケイティー・ヒリヤーは統合後もとどまるが、ルエラ・バートレーがどうなるかは不透明とみられている。



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