マツオカコーポがインドネシアに新工場を立ち上げ

2018/04/13 17:12 更新


 縫製大手のマツオカコーポレーションが、インドネシアでアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)の新工場を立ち上げる。13日の取締役会で決めた。

 同社とファーストリテイリング、蝶理、東レとの合弁会社、マツオカ・インダストリーズ・インドネシア(仮称)を5月に設立する。合弁契約の締結は今月の予定。

 新工場はジャカルタから車で約3時間の西ジャワ州スバンに作る。資本金は2200万ドルで、出資比率はマツオカコーポが51%、ファストリが25%、東レグループが24%(蝶理が20%、東レ4%)。決算期は12月で、代表者は川原慶士氏。

 マツオカコーポは昨年12月に東京証券取引所第1部に上場し、35億円の資金を調達した。主力の中国で労務費が高騰しているため、ベトナムやミャンマー、バングラデシュでの生産を増強している。今回の新工場設立もその一環。




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