九分丈ゆったりシルエットが人気 

2015/04/21 06:07 更新


《15~16年秋冬メンズインポート パンツ》

 15~16年秋冬のメンズインポートで、ゆったりフィットのパンツが増えている。ジャケットなどアウターにカジュアルなものが増え、スニーカーを合わせるスタイリングが増えていることを反映し、深めの股上で、裾は九分丈のくるぶしを見せるタイプが主流だ。

 15年春夏はイタリアのファクトリーブランドが提案するパンツで、ウエストのドローコードや裾にリブやシャーリングを配したタイプが広がったが、15~16年秋冬は、さらにシルエットがカジュアル化する傾向が強い。

 アマンが輸入販売する「ベルウィッチ」で専門店の受注が多かったのは、股上が深く、裾幅は18.5㌢で、九分丈のパンツ。「リラックスしたアウターにスニーカーと合わせる新提案として売れた」という。同じく同社が販売する「ザ・ジジ」でもプリーツ入りで腰周りがゆったりしたモールスキンの九分丈が人気だった。

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