ミセス向けブランドの15~16年秋冬物で、チェックを取り入れたスタイルが多く見られる。チェックの種類は様々だが、この春夏物から広がりつつある70年代の流れもあり、どこか懐かしさを思わせながら現代風にこなしたものが目立つ。
神野の「デイベリー」は1回目の秋冬展示会でストライプとチェックに人気があり、冬物中心の2回目でもチェックを継続して打ち出した。期待アイテムのガウチョパンツを核に、セット率向上を意識したコーディネートを見せた。ウールのガウチョパンツ(2万6000円)は、トレンド感のあるやや大きめのブロックチェック。プルオーバー(2万2000円)の裾、ポケット、ネックラインに同素材をバイアスに部分使いして、セットアップのように見せる。丸みのある大きな折り返しの襟のジャケット(3万2000円)を合わせ、全体を柔らかい雰囲気にコーディネートした。ジャケットはリブ編みのポケットを付き。
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