25周年のファッションショーも
ラピーヌのキャリア・ヤングミセス向けプレタ「ミスジェイ」は、25周年を迎えた16年秋物を、得意先を招いたファッションショーとともに提案した。会場の大阪市・芝川ビルは、1927年に完工した歴史と趣のある建物。60年代ファッションを意識したテーマ「ライク・ア・グッドガール」のイメージから選んだ。
ミスジェイは同社の強みである物作りを示そうと、「ドレスを極める」を合言葉に内製化を進めてきた。秋物では編み地や色、風合いからデザインしたニットドレスに注力。前年の約2倍に当たる10型を企画した。着用して歩くと縦に伸縮するニットドレスは、軽く跳ねる感覚が気分を上げるとして、アップムードドレスと呼んでいる。ショーでも見せた編み地変化のドレス(写真、4万6000円)は、アセテート・ナイロンで鮮やかな発色。肌触りも良く、気になるヒップラインも編み地で落ち着かせている。レッド、グリーン、ネービー、ブラックと、ベージュ・黒のバイカラーがある。ブルーフォックスのティペットは1万9000円。