《宮田裕章慶大教授に聞く コロナの時代とファッションビジネスの行方①》変化の局面はチャンス ファッションとどう向き合うかが問われる

2021/09/07 06:27 更新有料会員限定


 コロナ禍における私たちの暮らしは、まだまだ先が見通せない状況だ。度重なる緊急事態宣言の発動で、ファッションや流通など、業界は未曾有の危機に瀕している。私たちはこれから、どこへ向かえば良いのか。アフターコロナのファッション業界を展望するために第一線で活躍するデータサイエンティストの宮田裕章教授に、繊研新聞社の矢野剛編集局長が聞いた。

(ナイキミキ=ファッションライター)

新しいモデル模索

――不確実性と言われる時代。データサイエンスをどう駆使していけばいいでしょう?

 この30年間、世界経済や社会そのものを大きく動かしてきたのはデジタルです。農業革命、産業革命に続く、文明の転換点として情報革命の非常に大きなフェーズが寄せ来ているのです。インターネット、スマートフォン、SNSしかりです。

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