宮崎県のセレクトショップ、ワゴン(錦田雅哉代表)はショートパンツのオリジナルブランド「ワゴン」で、宮崎市青島をイメージした生地を宮崎生産で仕上げたパンツを販売する。「ミヤザキ・メイド」のファッションを全国に発信し、地域貢献や活性化を狙う。
宮崎は年間の半分以上をショートパンツで過ごすことができる。オリジナルはその特徴を打ち出した地方発ブランド。14年から立ち上げ、初めて地元の宮崎県都城市のソーイング麿で縫製することで、より地方からの発信を強める。
また、柄ではワシントニアパーム、青島神社周辺の木々や木漏れ日を連想させるカムフラージュ柄のパンツを企画した。価格は1万2000円。
販売は直営店と青島ビーチパーク内の特設ショップで始め、全国の卸先に広めていく。青島ビーチパークは青島海水浴場に4月末から約5カ月間オープンする「海のある暮らし」を目指したパーク。
今年2回目で、フードやウェアなどのショップとビーチヨガやクルージングなどのイベントなどがある。今回のオリジナルショートパンツは7月から販売を始め、「パークの話題の一助になれば」とも考えている。