森ビルの商業施設事業 会員制「ヒルズアプリ」活用で売り上げ増加

2026/07/27 18:00 更新有料会員限定NEW!


麻布台ヒルズは上質で高感度なファッションも売り上げが好調

 森ビルは商業施設事業で、会員制アプリ「ヒルズアプリ」を活用したCRM(顧客情報管理)とテナントと連携した顧客の需要喚起策を強化し、売り上げ増につなげている。26年3月期のテナント売上高の額は非公表だが3期連続で過去最高額を更新した。今期も「顧客とのエンゲージメントをさらに強化」(栗原弘一専務執行役員商業施設事業部統括部長)、ラフォーレ原宿をアプリの対象に加え、全社での顧客をさらに拡大する。今期も過去最高売上高を目指す。4~6月は「全体で2ケタ増」と好発進した。

(有井学)

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 前期の売上高はヒルズ全5施設(六本木、表参道、虎ノ門、麻布台、アークヒルズ)が過去最高額を更新、78年開業のラフォーレ原宿は「今世紀で過去最高」となった。インバウンド売り上げは「トランプ関税の影響で25年4~6月に一時的に失速、昨年末から中国人客が大幅に減ったが、他の国でカバーし、通期で若干の増加で堅調」。国内の顧客売り上げが全体を押し上げた。同社の顧客は資産を持つ高所得者が多く、「株高効果が大きく、物価高の影響はなかった」という。全体を通して、飲食のほか、高価格帯の高感度ファッション・雑貨の売り上げが好調だった。

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