ダウン製品主力のナンガ(滋賀県米原市)は、将来の成長に向け、人への投資を強化している。優秀な人材の確保と自社商品の競争力の強化を目的に、27年4月から新卒初任給の3万円引き上げを決めた。既存社員に対しては、26年6月からベースアップを含め平均10%の昇給を実現。26年から28年にかけ、次世代を担う人材の育成および組織力の強化に注力していく。
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新卒の初任給は27万円になる。24年の22万円、26年の24万円に続く最大の引き上げ幅で、人材の獲得に取り組む。
先行して6月1日から実施した既存社員の昇給は、ベースアップに基づくものが3.3%、人事評価に基づくものが6.7%となる。物価上昇への対応、一律の処遇改善としてではなく、中長期的な成長を見据えて推進する人材戦略の一環に位置付ける。
今後は報酬水準の向上に加え、教育・研修の充実、人事評価制度の見直し、キャリア形成支援、挑戦機会の拡充などにも積極的に取り組む。社員が主体的に成長し、挑戦し続けることで、企業価値のさらなる向上を目指す。