セレクトショップやアパレルなどで、会員プログラムを刷新する動きが相次いでいる。その目的は、業態横断での買い回り促進や、ライトユーザーの活性化など各社異なる点はあるものの、顧客とより長く、良い関係を築き、LTV(顧客生涯価値)向上につなげたいとの根底の思いは共通だ。多様な行動データの分析を生かして設計している点も特徴となっている。
マッシュホールディングス グループ横断に統合
マッシュホールディングスはファッション、ビューティー、飲食のグループ会社が持つそれぞれの会員サービスの統合を進めている。クロスユース率や利便性の向上が狙いだ。22年に着手して以降、ファッションとビューティー事業の買い回り率が向上する効果も出ている。
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