《新天地で根づきゆく種》産地の学校 高まる若者の産地への興味

2024/05/07 07:59 更新有料会員限定


「産地の学校」を主宰する糸編代表の宮浦さん

 物作りに興味を持つ若者が増えるなか、現地への移住を後押しする存在も増え始めた。産地移住の先輩社員や産地に関する教育などが果たす役割は大きい。

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移住第一世代

 「『産地の学校』をやっているのはニーズがあるから」と話すのは、繊維・テキスタイルの知識を学ぶ「産地の学校」を17年から主宰する糸編の宮浦晋哉代表。開校以来、550人の卒業生を送り出してきた。コロナ下は講義をオンラインで行い、23年秋に3年ぶりに対面で再開した。すると、エントリーは過去最大の40件となり、産地への関心の高さを再確認したという。

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