韓国発のメンズブランド「ノナゴン」が、日本初のショップを阪急メンズ東京に開いている。1階入り口すぐの催事スペースで、22日までの期間限定。終了後は、阪急メンズ大阪で10月14日~20日にポップアップショップを行う。
ノナゴンは、音楽グループBIGBANGなどが所属する韓国の芸能プロダクション、YGエンターテイメントと、サムスングループのファッション企業である第一毛織との合同会社、ナチュラルナインが運営している。14~15年秋冬にスタートしたが、これまで日本では卸、直営とも展開していなかった。
メンズウエアのトレンドである、ラグジュアリーストリートテイストのアイテムが揃う。注目は、ビッグバンのステージ衣装なども手掛ける「ドクター・ロマネリ」と協業したブルゾンやジャンプスーツ。素材のパッチワークや刺繍が特徴で、全て1点物だ。価格は35~50万円。ビッグバンが現在行っているワールドツアーと連動したMA‐1ブルゾン(13万6500円)も点数限定で販売している。Tシャツ(2万7000円前後)やキャップなど、比較的買いやすい商品も揃えている。
阪急メンズ東京の店頭では、BIGBANGファンのほか、ストリートファッション好きの若い層を集めているという。アイテムでは、限定のMA‐1ブルゾンやTシャツ、キャップ、ニット帽などが好調で、まとめ買いするファンもいた。
国内では、イメージを伝えるため、16年頃までをめどに限定した売り場で販売を進める考え。今回の催事の反応を見て、今後の展開を検討する。