ユニフォームメーカーのアイトス(大阪市)は来春夏から、若い女性向け農作業着「モンクワ」の提案を強化する。同ブランドを企画する大志企画(北海道旭川市)と協同し、アイトスが生産を担い、営業・販売を両社が協力して行う。
モンクワは農業やレンタル菜園などに関わる女性の増加を背景に、若い女性に対象を絞った農作業服。従来の農作業服のイメージとは異なる鮮やかな色使いやシェイプしたシルエット、ゴム使いによる着心地の良さが特徴だ。物作りでは、農家から直接聞いた要望などを企画に反映させている。主なアイテムと参考小売価格はツナギが3900円中心、ウインドブレーカーは1900円、パンツは1900~2500円、エプロンが1900~2500円など。
現在、ホームセンターを中心にワーキング系専門店へも販売を拡大しており、カセット提案によるコーナー展開を進めている。今年10月には第5回国際道工具・作業用品エクスポ(ツールジャパン)に出展、花屋やガーデニングショップ、通販会社などからも好評を得ており、今後新たな販路を拡大する。