韓国発EC「ヌグ」 出店ブランドのルック制作などを支援

2023/07/19 06:29 更新


 韓国発ECプラットフォーム「nugu」(ヌグ)は、出店ブランドのビジュアルの制作やプロモーションをサポートする事業「NUGUPRO」を開始する。第1弾はグルグル(大阪)が運営するレディスブランド「Bibiy.」(ビビィ)。協業イベントの特設サイトに使用するルック写真を韓国で撮影した。

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 ヌグはメディケアラブス(ソウル)が運営し、20年から日本でサービスを開始した。月額売り上げ3億5000万円、公式インスタグラムのフォロワー数は約51万人、10~20代後半のユーザーをメインターゲットとしている。これまではインフルエンサーがセラーを務める小規模のブランドを集積していたが、23年から日本企業のブランドの出店案内を進めている。

 出店ブランドのルック写真の撮影やクリエイティブの制作などをヌグが行う。今回公開したビビィの写真は、撮影のディレクターやカメラマン、モデル、ヘアメイク、スタイリストなどを全て韓国で手配した。プロモーションでは日本と韓国のインフルエンサーへのギフティングなども実施する。

ソウルで撮影した「ビビィ」のルック写真
ヌグの韓国ネットワークを活用する

 ビビィは19年に小松友結子さんのインスタグラムでスタートしたEC主力ブランド。チュールやビジューをふんだんにあしらった、ガーリーでデコラティブなウェアをアイコンとしている。23年春夏、百貨店に出店した期間限定店では1週間で約3000万円を売り上げた。20~40代の女性に知名度を広げている。

 ヌグ公式アプリでは新作商品の先行販売やセールを実施する協業イベントを行っている。7月31日まで。

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