サイクリングの人気が高いニューヨークは、シティーバイクの導入で自転車に乗る人をさらに多く見かけるようになった。
グラフィックデザイナーだったエイブ・ブルマイスターとメディア及びレコード店で働いていたテイラー・クレメンツも、自転車に乗る時に便利な機能性があって、着替える必要なくオフィスにはいて行けるパンツが欲しいと考え、08年春にメンズウエアブランド「アウトライヤー」を始めた。
その後、サイクリングだけでなくスポーツジムから直行できる服、ひいては「パワーを与える服。やりたいことがもっとできる服」にコンセプトを拡大。オンライン販売専業だが、今はブルックリンのオフィスに21人を抱え、アイテムも着々と増やしている。