ラグジュアリーストリートテイストを牽引するミラノ発の「オフホワイトｃ/ｏヴァージル・アブロー」が、東京・南青山に路面旗艦店「サムシング＆アソシエイツｃ/ｏオフホワイト・トウキョウ」を開いた。路面店は、14年12月に出店した香港に続いて世界で2店舗目。このブランドらしい遊び心の溢れる空間に、限定品やレディスを含め、フルコレクションを揃える。
店は「レッド・ヴァレンティノ」「ヴェルサス・ヴェルサーチ」「ソニア・リキエル」などが並ぶ一画で、路面店だが地下1階という作り。サムシング＆アソシエイツという「90年代の米ウォール街の架空のアメリカ企業」をイメージした内装になっており、総面積150平方㍍の売り場の中央に木製のオフィスデスクや旧式のマックのデスクトップ、卓上電話などを配置。広い空間を生かしてウォーターサーバーまで置いている。銀行の窓口のようにガラスで仕切られたレジカウンター、3面鏡張りの試着室も面白い。
ウェアや雑貨は、デスクを囲むように壁面に沿って並べた。オフホワイトと「ミッドナイトスタジオ」との協業Ｔシャツ（4万1000円）など、国内では同店だけの取り扱いのアイテムも揃う。
秋物の立ち上げに合わせてソフトオープンしたが、グランドオープンは9月の予定。現在、国内の卸し先は約15店という。
90年代の米ウォール街の架空のアメリカ企業をイメージ
ウォーターサーバーまで設置
オフホワイトの外観
