ニット、カットソーのOEM(相手先ブランドによる生産)主力、オフィス松下(東京、電話03・5770・6408)は、オリジナルブランド「アモーズ」で、デニムテープ(切れ端)を使ったシリーズを本格的に拡販する。「デニムの切れ端は製品化の過程で、年間を通してでる。エシカルな利用展開を行う」として、デニムテープの編み込みと強みのニットのドッキングアイテムを主力にアピールを強める。
アイテムは昨年のバッグやジャケットなど数型から、カーディガンやベスト、スカート、マフラーなど大幅に増やした。また、ウエアは綿やウール混のニットを組み合わせることで、軽さや着心地を追求している。小物も加えてアイテム数を拡充、「コーナー展開などで全体のイメージを伝えていきたい」としている。
プルオーバーは前身頃のデニムテープと後ろ身頃ニットのドッキングや、前身頃がデニムとニットのストライプ、裾のデニム使いなどを打ち出している。オールデニムテープのベストは緩く、甘くした編みにすることで軽さを出している。バッグもデニムとニットのコンビで、取っ手には牛革を使い、トートやクラッチ、巾着タイプなどを提案する。デニムは生成りやブルー、インディゴなどを使い、カラーバリエーションも揃える。デニムテープは現在、「エドウイン」を使う。