カジュアルウェアメーカーのオージーは4月13日、直営セレクトショップ「オージー」を東京・恵比寿の事務所1階に出店した。
「自分たちが面白いと感じるアパレルや雑貨商材を国内外からセレクトし品揃えする」と開店した。売り場面積は約100平方メートル。全ての什器が移動可能で、「常に新鮮な売り場を作っていく」。営業日は木曜・金曜が午後2~7時、土曜・日曜が正午から午後7時の週4日。
自社オリジナルのサンダル「スイコック」、米スケーターブランド「マーク・ゴンザレス」、国産の自社ブランド「シュタンバウム」、独占輸入販売する米ロサンゼルスのストリートブランド「ブレインデッド」など7ブランドを軸に品揃えする。
特にスイコックは販売が伸びており、「海外バイヤーからの問い合わせも多い」とショールームの役割も兼ねる。
新店オープンにあたり、アーティストブランド「ルーズジョインツ」を柱に据える。10人のグラフィックアーティストと協業し、週ごとに5、6人の作品をプリントした半袖Tシャツを販売する。初回は五木田智央、アイ氏、宇川直宏、阿部周平、ヨシユキ・クラモト、グッチメイズの6氏の作品。6000円。
ルーズジョインツは05年、編集者の佐藤俊氏によりクリエイターのプラットフォームとして生み出された。この間は休止していたが、今年に入って復活した。
今後は「売上高目標は持たず、自由な発想で小売り事業を進める」考えだ。