ファッション物流のオーティーエス(東京、田中優一郎社長)は、新たにテキスタイルプリント事業に参入する。埼玉県内にコーニット製の最新鋭デジタルプリンター2台を導入し、9月中旬にも稼働する。顔料インクの強みを生かして小ロット・短納期で受注生産し、小規模アパレルやクリエイターらの物作りをサポートする。将来的には縫製と連携した製品対応も視野に入れる。
(中村恵生)
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同社はアパレルメーカーやジュエリー企業などの物流を柱に、BtoB(企業間取引)、ECサイト向け、越境EC販売サポート、梱包(こんぽう)・ラッピング、ささげ(撮影、採寸、原稿作成)といった付帯業務まで手掛ける。特に付加価値の高い商品を販売する中小アパレル、スタートアップ向けが主力となっている。