眼鏡チェーン専門店のオンデーズは、ラオスで最大級の民間コングロマリット、コラオグループ傘下のグランドビュープロパティーとFC契約を締結した。ラオス1号店は9月下旬、ビエンチャン市に今秋開業予定の大型商業施設、KOKKOKメガモール内に開設の予定。今後3年で同国内に8店の出店を目指す。ラオスへの進出により、同社の出店地域は14カ国・地域に拡大する。
ラオスでは最近の経済発展を背景に、都市部を中心に生活水準が向上し、質の高い生活スタイルへの関心が高まっている。同社は同国への出店で「眼鏡を通し、見えにくかった物がはっきり見えるようになることで、自分らしく一歩前に踏み出せるきっかけを届けたい」と、視力の補正に加え、日々をより豊かに彩る器具として眼鏡を提案する。1号店は中流階級の上位層を主対象に、常時1000種類以上の眼鏡フレームを揃え、多様な生活スタイルや好みに合わせた商品を提供する。福井県鯖江市で製造する独自ブランド「千一作」を中心に、職人技が光る上質さと、洗練されたデザインを兼ね備えた眼鏡を充実。中心価格帯は日本円換算で約1万5000円とする予定だ。
今後はグランドビュープロパティーと連携し、現地ニーズに合わせ、日本の職人が手掛ける高質な商品と、独自の接客・サービスを融合させた店舗を出店。同社とのパートナーシップを基盤に、ラオスでの認知度向上と事業拡大を目指す。