【パリ=小笠原拓郎】26年春夏パリ・メンズファッションウィークは、ビッグブランドのスペクタクルなショーと若手デザイナーのエネルギーを感じさせるショーが入り混じる。過渡期にあるファッションウィークをどうとらえ、表現していくべきなのか。若手とビッグメゾンのビジネスのありようを比較しながら考える。
(写真=大原広和)
【関連記事】26年春夏パリ・メンズファッションウィーク 若手デザイナーの自由なクリエイションが光る
テーラーリングへの意識
パリの美術館ポンピドゥーセンター周辺は厳戒態勢になっている。美術館に近づくどのルートも閉鎖され、ルイ・ヴィトンのショー会場となった広場までたどり着けない。たくさんのインフルエンサーや芸能人を呼んでいるから厳戒態勢になるのであろう。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!