スマイルズが運営するセレクトリサイクルショップ「パスザバトン」は14日、京都祇園店限定で、三軸組織(さんじくくみおり)を活用してファッション雑貨やテキスタイルを作る「サンジク」との協業商品を発売した。三軸組織のサンプル生地や余り生地の中から素材を選び、すべて一点物のオリジナル商品を作った。
きもの生地ならではの絹糸の光沢と、伝統的でありながら洗練された編み地模様が特徴で、日本ならではのプロダクトであるふくさ(1万2000円)やがま口(6000円)のほか、カードケース(6000円)やポケットチーフ(6800円)、イヤリング(1万2000円)などのアクセサリーを揃える。
サンジクは創業約70周年の呉服専門商社、近江屋がきものを作る技術を生かして新しい商品を生み出す取り組み「オウミヤコネクト」から誕生した。三軸組織の織機は現在、国内に2台しか残っていないという。