「ペルラマンマ」はデザイン、シルエット、色・柄にこだわって女性らしさを表現した授乳服のブランド。授乳期に着たい授乳服がなかった経験を持つ冨澤彩乃さんが、2月に立ち上げた。卒乳後も使えるデザインにすれば、少し高くても売れるのではと考え、企画した。
ノースリーブワンピースには、肌触りのいいスーピマ綿100%で花柄、チェックなど鮮やかな生地を使っている。ウエストを少し絞り、丈が短めのデザインで女性らしさを強調する。
フロントのファスナーを閉じると授乳口が見えないため、卒乳後も使える。7種類あり、税込み2万2680円。
授乳ケープの代わりになるカーディガンもある。素材は綿スムースで、紫外線カット機能付き。一番上の花型ボタンを通す場所を変えると、胸元を隠せるケープになる。何かと荷物が増えるママの負担を減らす目的もある。色は黒と白で、8500円。
全て国内で生産する。2月22日にホームページ、ウェブショップを立ち上げた。売れ行きや反応を見ながら、改良、新商品開発に取り組む。
冨澤さんは2人の子供(6歳と4歳)を持つ。授乳期に欲しい服がなく、スカート丈がもう少し短かったら、脇のラインをちょっと絞ってくれたら、と思うことが多かったという。「今のママは赤ちゃんと出掛ける機会が増えている。好きなお出掛け着がなくて人に会いたくないと思っている人もいるはず」と自らの経験を語る。
シルエット、色・柄にこだわった