16年春夏向けのプレイタイム東京は、大人のトレンドを反映しつつ、子供のあどけない表情を引き出したデザインが一段と充実した。両親や兄弟(姉妹)とのお揃いウエアは、グローバルトレンドになりつつある。
初出展の「ジービー」は、倉敷市児島のセレクトショップ、ワンズオウンを運営するN商店が3年ほど前に、地元の縫製工場と立ち上げたキッズウエア。扱いサイズは80~140㌢。当初はカラーボトムを中心にしていたが、来春から女児向けを本格化。7?のデニムを使ったノーカラーコート(6300円)やパウダー加工のストレッチデニムパンツ(4700円)など、レディーライクなアイテムを揃えた。
「ムームー」はユニセックスで、テキスタイルで遊ぶデザイン。大人服のデザイナーが13年に立ち上げた。100~120㌢サイズがベースのおしゃれ着「ディアムームー」(5000~1万5000円)は、柔らかなシルエットが特徴だ。
シンガポール発の「マーク&モリィズ」は、変化をコンセプトにしたデイリーウエア。来春夏はアドベンチャーをテーマに、ジップや留め具などの機能ディテールを取り入れたワンピース、アウター(FOB=本船渡し価格=45~79シンガポール㌦)を揃えた。