《PTJ24年春夏から㊦》戻ってきた海外バイヤー コロナ禍で途絶えた販路に再び

2023/06/09 12:30 更新有料会員限定


天然草木染とスクリーンプリントの打ち出しも注目されたレインボーワールド

 今回の活況は、海外からの来場者が増えたことも大きい。集客力の高いプレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)では、国内の販路開拓だけでなく、海外市場の足がかりと位置づける出展者は多い。

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顧客接点を再強化

 久しぶりに至る所で外国語が飛び交う様子が見られた。コロナ禍前の3年は中国を中心に海外バイヤーが右肩上がりで増え、中国語が話せる担当者を常駐するブースもあったほどだ。水際対策の緩和とともに再び海外への期待は高まったが、「ゼロコロナ政策」などで中国からの渡航がかなわなかったこともあり、この数シーズンはなかなか客足が伸びなかった。それがようやくにぎわいを取り戻しつつある。足元でも海外からの引き合いが増えていたり、輸出を伸ばす企業は多く、PTJでさらに勢いをつける。

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