ユニセックスのデザイナーブランド「リュー」(大阪市、木村竜也代表兼デザイナー)は、20年春夏物で落ち感が魅力のリネン混アイテムを打ち出すとともに、服飾雑貨・カジュアルアイテムの「コバチ」とのミックススタイリングによる提案も充実する。
リューは、リネン・レーヨンのクレープで落ち感があり、通常のリネン100%よりもドレッシーで上質な提案を狙った。ベージュ、黒、黒のストライプの3色で、シャツ2型、パンツ3型、スカート、カシュクールのドレス、ストールがある。産地で生地選びからこだわった。
シームポケット付きのプルオーバーシャツ1万7000円、サルエルパンツ1万9000円。どれも製品洗いをしている。
コバチではバッグや帽子などの雑貨だけでなく、刺繍表現が楽しいロングTシャツ(1万1000円)やコーチジャケット(2万2000円)などのカジュアルアイテムも用意。リューとのミックススタイルが楽しめるようにした。
例えば鮮やかなオレンジのロングTシャツと、リューの白い配色ステッチを採用したブラックデニムのロングコートを合わせたり、サイドシームポケット付きのポンチョ風シャツの重ね着を推している。コート4万5000円、シャツ1万7000円。
両ブランドの組み合わせは、19年秋冬物頃から実施。販売先の専門店もテイストミックス型の提案として取り入れている。