NPO(非営利組織)のSUSU(青木健太・横山優里共同代表)は、販売するカンボジア発のサステイナブル(持続可能)ブランド「サラスースー」の19年春夏物で、バッグや小物のバリエーションやカラーを増やした。トートバッグではカンボジアのイグサで作ったチャームとのカラーの組み合わせも提案する。
従来から人気のトラベルサコッシュやトリップトートに加え、ワンハンドトートやペンケース、旅先で活躍するポーチを新たに企画。工房のあるカンボジアをイメージしたポップなカラーも増やした。ワンハンドトート(7800円)はブラック、ネイビー、オレンジ、ベージュで、トリップトート(1万5000~1万7000円)はホワイトを加えた5色。いずれもイグサチャーム(4色)との色の組み合わせができる。サコッシュ、スクエアポーチ、ペンケースなども4色にした。
SUSUはカンボジアに工房を持ち、貧困層の女性65人ほどを雇用し、教育も行っている。製品タグには各工程の担当者の名前がスタンプされ、作り手の顔が見える「モノ以上の新しい価値」を提供する。工房見学にも力を入れており、旅の体験をブランドのイメージにしている。