三喜商事は17年春夏から、プリントが得意な二つの海外ブランド「AR・RT」(アルト)と「オデー」の取り扱いを開始する。
アルトはミラノを拠点にするトマソ・アキラーノとロベルト・リモンディによるデビューしたてのレディスブランド。ミラノ・コレクションで発表しているメインラインの「アキラーノ・リモンディ」がラグジュアリーでエレガントなのに対して、カラフルな色柄をポイントにした若々しいアイテムが特徴だ。
17年春夏は、70年代調のレトロなフラワープリントをのせたマキシドレスやフレアパンツなどが目を引く。ブラウス3万5000~6万9000円、スカート3万8000~8万3000円、ドレス5万5000~11万9000円、パンツ4万8000~6万3000円、ジャケット7万5000~10万9000円。
自由なムードのプリントに加えて、メインラインに比べて値頃感のある価格設定を強みに、若年層の顧客開拓を目指す。売り上げ目標(小売価格ベース)は、初年度2億円(卸売先40件)、2年目で3億円(50件)、3年目5億円(60件)。