三陽商会は26年秋冬から販売する新ブランド「オーレム」で、5年後に約10店舗・売上高20億円を目指す。ファッションビルや商業施設、ECが主販路で、9月上旬には都内に1号店を開く予定だ。
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中期経営計画で新規自社ブランドの開発と百貨店以外の販路強化を成長戦略に掲げており、機能とファッション性を両立した高付加価値デイリーウェアを打ち出す。ウィメンズを中心としながら、サイズを広げ、メンズの着用も想定する。
「ファンクション」「デイリーユース」「コンフォータブル」の三つのカテゴリーで構成する。ファンクションは機能を前面に打ち出すブランドの象徴。防水、防風、透湿性を備えた素材を使ったロングコート(税込み14万3000円)やブルゾン(9万9000円)などを揃える。生産はサンヨーソーイング青森工場。デイリーユースでは抗菌防臭や防しわ機能を備えたドレスやブラウス、コンフォータブルでは生分解性素材を使ったスウェットのセットアップなどを提案する。
花木崇執行役員は「売り上げを追い求めるだけではなく、出店を絞りながらブランドの価値を丁寧に伝えていくことを重視する。卸売りも視野に入れている」と話した。
