三陽×NTTデータ、オムニチャネル

2015/03/18 06:07 更新


 三陽商会は次世代型EC(電子商取引)の実現に向けて、NTTデータと共同で「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築を始めた。店頭とECの融合や外部ウェブとの情報共有を行う。 

 三陽商会は「オムニチャネル・オムニメディア」化を掲げ、14年4月からNTTデータの情報一元化システム「BizXaaSオムニチャネル」の提供による開発を進めてきた。

 これまで自社ECサイトで、倉庫との連携や店舗での取り寄せサービスなどを共同で推進。NTTデータのシステムによる、複数ブランドの展開や商品・在庫連携、多言語・多通貨対応などを評価し、基盤システム構築をスタートさせることになった。

 基盤システムにより、自社サイトだけでなく外部のECサイトなど様々なチャネルからの商品の参照や購入が可能になり、顧客の利便性の向上や顧客属性に応じた購入機会を提供できる。15年8月以降、段階的に稼動させる。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事